瞑想の効果と方法について

集中力アップに! 今知りたい瞑想の効果

瞑想というと、ヨガのようなリラックス法として注目されていますが、期待できる効果はストレス軽減のみならず、瞑想を習慣化することで集中力や注意力がアップするといわれています。

初めのうちは何も考えない瞑想状態が短い時間であっても、それを習慣化していくと、少しずつ時間をのばすことができるようになります。すると、心身ともにリラックスすることができるようになり、集中力が増すといわれています。これらの力があれば仕事を早く終わらせて余暇を充実させることもできるはずです。

また、瞑想を続けていると感情のコントロール力が高くなり、自制心が強くなります。緊張や不安にも瞑想が効果的です。瞑想によってもともとあった力を強められるためです。

この他、瞑想には睡眠の質が向上する効果も期待できます。睡眠の質が悪いと日中の眠気、集中力の欠如などが発生しストレスの原因になります。よく眠れるとストレスが軽減されるため、自制心が崩れて過食することもありません。ダイエットをしたいという方にも瞑想はおすすめです。

このように、瞑想はいろいろな健康効果をもたらす簡単で効果的な方法です。1回3分からでも脳にとってよい効果があります。瞑想を普段の生活に取り入れてさまざまな健康効果を実感しましょう。

意外とシンプル! 瞑想のやり方

瞑想には集中力アップ、睡眠の質の向上、リラクゼーションなどさまざまな効果があります。ぜひみなさんも瞑想ができるようになって、生活の質を向上させましょう。

瞑想のやり方にはいろいろありますが、シンプルな方法を解説します。

まずは背筋を伸ばしてイスや床に座ってください。目を閉じて両手を膝の上に置き、体を動かさないようにします。

次に呼吸です。鼻からゆっくりと息を吸い込んだら、同じように口から吐き出します。息を吸うのも吐くのも7秒かけてするのが理想的ですが、慣れないうちはもっと短くても大丈夫です。

目を閉じて背筋を伸ばした状態で鼻からゆっくり息を吸い込み、口から出す。このサイクルを繰り返すと瞑想の時間が長くなります。3分~5分を目指すとよいでしょう。
 
瞑想の効果を最大限に発揮するのなら、ゆくゆくは30分瞑想できるようになるのが理想的です。


瞑想というと高僧のように無を感じることができるのかと思いますが、最初からは難しいです。しかし雑念を排除すると瞑想をしたあとのパフォーマンスが上がり、よく眠れるようになります。

慣れないうちはつい別のことを考えてしまいがちです。瞑想をしているときは呼吸に集中するとよいでしょう。吸って、吐くを繰り返していると心が落ち着いてきます。もし瞑想をしていると眠くなるようであれば、目を開けて一点を注視します。ペン先などでもよいようです。

参考サイト

文献

  • 『自分を操る超集中力』(かんき出版)著/メンタリストDaiGo