子どもの脳は「おもちゃ」で伸ばそう!年代・能力別おすすめ育脳おもちゃ

幼少期に子どもの脳力をアップさせたい!と考えるなら、子どもにとって楽しい「遊び」を取り入れるのがオススメです。夢中になって遊んでいるうちに、自然と脳を鍛えていけることでしょう。子どものおもちゃ選びにも、こうした視点を取り入れてみてください。

子どもの年齢や興味・関心に合わせた、オススメおもちゃや教材について紹介します。

年代別などでおススメのおもちゃ、教材

子どもの脳を発達させるためには、子どもの年代に応じた、おもちゃによる働きかけを意識してみてください。それぞれのオススメおもちゃは以下のとおりです。

★1~2歳

1~2歳の子どもにとって、生活の全てが興味・関心の対象であり、脳を鍛える絶好の場所と言えます。特別なおもちゃを用意するよりも、「大人が普段使っている身近なもの」が、非常に魅力的なおもちゃとなります。

  • 紙とえんぴつ
  • 新聞紙

また、簡単な動作や指先遊びを楽しめるおもちゃを選ぶのもオススメです。

  • つみき
  • シール
  • パズル

1~2歳の子どもたちは、おもちゃだけを与えても、まだまだうまく遊べないことも多いもの。何より大切なのは、与えたおもちゃで大人が一緒に遊んであげること。「積む」「並べる」「貼る」「はめる」など、おもちゃを使って「楽しい!」気持ちを育ててあげましょう。

★3~4歳

1~2歳よりも、子ども自身でできることがぐんと増える時期ですから、これまでより少し高度な知育おもちゃを与えてみるのもオススメです。

  • 紐とおし
  • 文字カード
  • 立体キューブつみき

文字や数に興味・関心を抱く時期でもありますし、手先がさらに器用になる時期でもあります。ビーズの紐通しで手先の器用さや、数字や量への関心を高めていきましょう。文字カードは、さまざまな組み合わせで文字作りを楽しんでみてください。立体のキューブつみきは、空間認識力を上昇させてくれますよ。

★5~6歳

入学前の5~6歳の時期は、子どもたちのおもちゃの好みもハッキリしてくる時期。「脳に良いから」と無理に与えるのではなく、子どもの興味・関心に沿ったおもちゃを、自然に与えることがコツとなります。

この時期の子どもにとって魅力的で、なおかつ脳の発達に良いおもちゃには、次のようなものがあります。

  • ブロックおもちゃ
  • ボードゲーム
  • 囲碁や将棋

脳を鍛えてくれるおもちゃは、子どもたちの想像力を刺激してくれるものばかりです。基本のルールをおさらいした上で、子どもの自由に遊ばせてみましょう。

それぞれ伸ばしたい才能、能力にあったおもちゃ、教材

子育てにおいて、「特に伸ばしたい分野・能力」がある場合には、それに沿ったおもちゃを選ぶのもオススメの方法です。以下の情報を参考にして、子どもに合ったおもちゃを選んでいきましょう。

★記憶力

記憶力を高めたいなら、遊びの中で自然と「覚える」作業が増えるものを選択しましょう。

  • カードゲーム
  • マッチングゲーム

これらのおもちゃの中には、「動物」や「乗り物」「食べ物」や「ショッピング」など、子どもが興味・関心を抱きやすいテーマを採用したものも、数多くあります。気に入るものを選んでみてください。

★非認知能力

幼児期にこそ伸ばしたいと言われているのが、非認知能力です。「一度決めたことを最後までやり通す力」や「友だちと仲良くする力」、「自分の感情をコントロールする力」など、幸せな人生を送るために必要な能力、内面の力となります。

非認知能力を高めたいときにオススメのおもちゃは、以下のものです。

  • 段ボール
  • 空き箱
  • トイレットペーパーの芯
  • 木材の破片
  • バラバラのブロック

子どもたちの主体性を引き出すことが、非認知能力向上のカギ。そのために、完成度の高い立派なおもちゃは必要ありません。廃材を自由に使えるように置いておけば、それは立派な「おもちゃ」になります。どのような遊び方をしていても、危険ではない限り見守り、遊びの完成を一緒に喜んであげましょう。

★空間認知能力

将来の学習にも役立つのが、空間認知能力です。「自分自身が苦手だったからこそ、子どもには苦労させたくない」と考える方もいるのではないでしょうか。

そんな空間認知能力を高めるためには、以下のおもちゃがオススメです。

  • 空間パズル
  • 磁石ブロック

空間認知能力を高めるためのポイントは「立体」にあります。平面ではなく「立体」を意識できるようなおもちゃを、うまく取り入れてみてください。


子どもの脳力は、日常生活の中で少しずつ育っていくものです。お気に入りのおもちゃで遊びながら、ごく自然に脳を発達させていけるとしたら、理想的ですよね。子どもにおもちゃを購入するときには、ぜひ「脳への働きかけ」についても意識してみてはいかがでしょうか。

参考サイト