モチベーション・やる気が低下してしまったら……? すぐに実践したい対処法

確かな成果を生み出すために、重要なのがモチベーションです。自分自身にやる気があれば、解決できる問題も、乗り越えられる壁もどんどん増えるはず。勉強も仕事もスポーツも、目標達成に向けて、地道な努力を継続していけるのではないでしょうか。

とはいえ、モチベーションややる気、出そうと思ってもなかなか出ない……なんてこともあるものです。モチベーションややる気が下がってしまった際の対処法と共に、やる気スイッチをオンにする方法について解説していきます。

モチベーション・やる気が下がった時などにおすすめの対処法

モチベーションは、確かな成果を出すために、非常に重要なポイントです。同じ課題に取り組んでいても、モチベーションがある人とない人とでは、その結果が大きく異なるのは当たり前のこと。仕事でも勉強でも、せっかくであればやる気を持って頑張りたいところです。

しかし残念ながら、人間がモチベーション・やる気を常に維持することは、非常に難しいのです。その日の状況や環境、気分によって、モチベーションが上がったり下がったりするのは、むしろ当然のことだと言えるでしょう。

大切なのは「下がったからダメ」と決めつけるのではなく、その時期を適切に判断し、素早く対処することです。

モチベーションが下がってどうにもこうにもやる気がでない……と思ったときには、思い切って、一度タスクを手放してみましょう。勉強でも仕事でも、一度「辞める」という決断をしてみてください。勇気が必要な決断となりますが、モチベーションが低下したまま、ただダラダラと行動し続けても、良い結果には結び付きません。勇気を出して割り切りましょう。

仕事や勉強から離れている期間、脳はしっかりと休息をとっています。自分では「何もしていない期間」と思いがちですが、脳内では、これまで詰め込まれた情報を整理する作業が行われています。これにより、頭の中が整理され、知識や技術の習得に繋がりやすくなるでしょう。

2~3日作業を中断していると、自然とまた「やってみようかな……」なんて気持ちも生まれてくるはず。この瞬間を見逃さないことで、モチベーションを上手に高められますよ。

やる気スイッチを入れるのに効果的な方法

モチベーションアップのためには、2~3日時間を置くと効果的だとお伝えしましたが、状況によっては「そんな時間的余裕がない」ということもあるでしょう。こんなときには、短期間でやる気スイッチをオンにできる3つの方法を試してみてください。

★刺激を与えてくれる人と会話する

人は外部からの影響を受けて、やる気スイッチをオンにするケースが少なくありません。ぜひ自分が現在取り組んでいる分野で、自分自身よりも少し先を進んでいる人の話を聞いてみてください。「こんな考え方もあったのか!」と、目からうろこが落ちるような経験ができるかもしれません。

人は人との出会いによって、良い方向にも悪い方向にも変わっていくもの。お互いに影響し合いながら、私たちは共存しているからです。自分のやる気をオンにしてくれそうな人をピックアップして、ぜひランチに誘ってみてください。

★自分がやっていることと将来の目標との関連性を、具体的に描き出す

勉強でも仕事でも、ゴールが見えない状態で努力を続けていくのは、非常に難しいことです。「もしかして意味がないのでは……」なんて思うと、やる気が低下するのも当たり前のことなのです。

自分の将来の目標を紙に書き出したら、そこにどのように「現在の努力」がつながっているのか、考えてみてください。図式化して、同様に書き出すことで、より具体的なイメージを抱けるでしょう。

現在の行動の意味や目的がはっきりすれば、「よし、とにかく今できることをしよう!」と、やる気スイッチをオンにできる可能性も高まるはずです。


今回は、モチベーション・やる気を上手に高めるための方法を紹介しました。「最近なんだかやる気が出ないな」と思ったら、ぜひ気軽に挑戦してみてください。いったん気持ちを切り替えて、新たな気持ちで一歩前へと踏み出すことで、自分自身の理想へと、確実に近付いていけることでしょう。

参考サイト